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講談社ノベルス

『怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関』
著者:法月綸太郎
定価:本体1,500円(税別)

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 『怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関』は、2006年に〈ミステリーランド〉から出た『怪盗グリフィン、絶体絶命』の続編です。今回のターゲットは伝説的なSF作家(フィリップ・K・ディックがモデル)の未発表原稿。『易経』の六十四卦さながら、めまぐるしく移り変わる状況に振り回されて、グリフィンは右往左往するばかりですが、絶体絶命の土壇場で真の○○○にたどり着き、怪盗の仕事をまっとうします。

 あるべきものを、あるべき場所に―前作に登場したあの人や、あの人も顔を出すので、そちらもお楽しみに。

PROFILE

法月綸太郎(のりづき・りんたろう)
1964年、島根県松江市生まれ。京都大学法学部卒業。在学中は京大推理小説研究会に所属。88年、『密閉教室』でデビュー。89年、著者と同姓同名の探偵が登場する『雪密室』を発表。2002年「都市伝説パズル」で第55回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。『生首に聞いてみろ』(04年)が第5回本格ミステリ大賞を受賞。「2005年版このミステリーがすごい!」第1位にも選ばれる。また、『キングを探せ』(11年)が「2013本格ミステリーベスト10」第1位に、また『ノックス・マシン』(13年)が「2014年版このミステリーがすごい!」「ミステリが読みたい!2014」で第1位に選ばれる。

ときわ書房本店 宇田川拓也さん

SF小説の巨匠が遺した未発表原稿をめぐるミステリが、こんな前代未聞の量子論エンタテインメントの貌を隠しているなど、いったいだれに想像できようか!?
あるべきものを、あるべき場所に――を信条とする、われらが怪盗グリフィンの新たな物語は、“絶体絶命”を超えるスリルとサプライズに、奇想と科学がたっぷり詰まった知的冒険譚。仰天の発想と随所に凝らされた愉快な遊び心は、本格ミステリとSF双方にとっての歴史的傑作『ノックス・マシン』をものした著者ならでは。しかも心躍る冒険と謎解きから垣間見えるのは、だれもがご存知の“あの物語”の……。
抱えた“退屈”を気持ちよく盗まれたい読者は、いますぐ読むべし!

お待たせしました! 法月綸太郎さんの最新長編が、いよいよ登場です。2004年『生首に聞いてみろ』以降、『キングを探せ』(2011)、『ノックス・マシン』(2013)と、新作すべてがミステリー・ランキングのトップに輝いてきた法月さんの最新作は、なんとハードボイルドなSF? でも、かわいくて、スリリングで知的で、すごくおもしろいんです! 

そして、本格ミステリの新しい地平を切り開く驚くべきラストシーンも……。百聞は一読にしかず。ぜひ手に取って、お読みください!