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『幼虫旅館』赤星香一郎|講談社ノベルス

講談社ノベルス

『幼虫旅館』

著者:赤星香一郎

発売年月日:2011/3/7講談社ノベルス

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秘湯に取り残された9人の命運はいかに!?
何事もなく終わるはずだった旅は惨劇への招待状だった!!

作家志望の赤井は上司の命で山深い秘湯へ出かける。宿に着き、悪友との旧交を温めている最中、大きな地震が発生。その影響で宿と外界を結ぶ唯一の経路だった吊り橋が落ちてしまう。助けを呼ぼうとするが、携帯は圏外、電話線も切断されていた。絶体絶命の窮地に陥った赤井たちに襲いかかる更なる悲劇とは?!

担当者コメント

『虫とりのうた』でメフィスト賞を受賞した、赤星氏の第3作目。今回は“秘湯”が舞台。最初から不穏な空気が漂う旅でしたが、骨休めとはほど遠い事件が起きます。前2作と同じ主人公が出てきますが、赤星さんの作品を初読の方でも入りやすい一作となっております! この機会に赤星ワールドへ足を踏み入れてみてください!

3月の新刊

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