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『終わりは嫌だ』加藤実秋|講談社ノベルス

講談社ノベルス

『終わりは嫌だ』

著者:杉山俊彦

発売年月日:2011/3/23単行本

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SF新人賞デビュー作家が不思議な文体、奇妙な展開で無意味経済社会を描く傑作
新しい才能の出現!

荒川河川敷に猫といっしょにすてられていた太郎(ξ(クシー))と完全電子マネー社会の物語。幼少期を過ごしたおんぼろアパートの隣人たち・経済思想家専門のイタコのおばさんや大学生のおかげでお金に目覚めた太郎は、大人になって同級生たちと謎の集団<海>で秘密任務に就いた末、爆弾で……!? 人を喰ったようなオリジナルの楽しさが満載!

担当者コメント

今まで読んだことのない、不思議なテイストの小説です。リズミカルな文体と比喩表現がとてもユニーク。なんといっても子供の世界に経済理論を持ち込む大胆さが才能でしょう。文学とは無謀なもの。その面白さを存分に味わえる怪作です。

3月の新刊

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