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『縛り首の塔の館 シャルル・ベルトランの事件簿』加賀美雅之|講談社ノベルス

講談社ノベルス

『縛り首の塔の館 シャルル・ベルトランの事件簿』

著者:加賀美雅之

発売年月日:2011/3/7講談社ノベルス

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「不可能犯罪ものとシャーロック・ホームズものの華麗なる激突!」──二階堂黎人 推薦

密室殺人 墜落死体 瞬間移動……“濃密”本格ミステリ短編集

衆人環視の地下室に閉じこもった霊能力者が己の霊体を使い、自分を詐欺師扱いした30マイル遠方の老人を刺殺。だが自身もまた地下室で死亡した。凶器は老人が手にしていた銃。さらに地下室の金庫には刺された男の血液がついた短剣も! もはや二人が空間を越えて殺し合ったことは明白!? 怪奇事件の謎にパリ警視庁を牛耳る予審判事、シャルル・ベルトランが迫る!

担当者コメント

正統派本格ミステリで定評のある加賀美雅之氏の作品がついに講談社ノベルスに登場しました! 物語の舞台は1900年代前半のフランスとイギリス。皆さんが心躍らせてきた古き良き西洋ミステリの雰囲気が作品の中に充満しています。次から次へと起きる怪奇事件もシャルル・ベルトランの手にかかれば、見事に解決。この爽快感もたまりません! ぜひ堪能してください!

3月の新刊

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