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『ぐるぐる猿と歌う鳥』加納朋子|講談社ノベルス

講談社ノベルス

『ぐるぐる猿と歌う鳥』

著者:加納朋子

発売年月日:2010/5/6講談社ノベルス

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この世界(まち)にはすっごい謎がある!

小学五年生の高見森は、父親の転勤のため北九州に引っ越すことになった。転校先で出会った、同じ社宅に住む仲間たち──ココちゃん、あや、竹本兄弟、そしてパック。 新しい友だちと楽しい日々を過ごす森だったが、徐々に違和感を覚え始める。誰かが描いた地上絵、友だちの秘密、図書室の暗号……。小さな謎に秘められた、驚きの真実とは!?

担当者コメント

なつかしくて、やさしくて、でも、ちょっとせつなくて……。
転校の不安、新しい友達との会話、クラスにいるイヤ〜な奴、そして日常に隠れたちょっとした謎――。この小説は、私が子どもだったあの頃を思い出させます。そう、まるで心の奥の柔らかい部分をつんつん突かれているような感覚。でも、それが不思議と心地よいんです。装画を担当してくださった、こよりさんの素敵なイラストとともに、暖かな春の日差しが閉じこめられたような物語を、お届けいたします。

5月の新刊

『古事記異聞 京の怨霊、元出雲』高田崇史 『またね家族』松居大悟 『修羅の家』我孫子武丸 『#柚莉愛とかくれんぼ』真下みこと 『希望と殺意はレールに乗って アメかぶ探偵の事件簿』山本巧次 高田崇史ONLINE