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『ウロボロスの純正音律』竹本健治|講談社ノベルス

講談社ノベルス

『ウロボロスの純正音律』

著者:竹本健治

発売年月日:2010/5/6講談社ノベルス

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古色蒼然たる洋館で名作ミステリ見立て殺人発生!
↓謎に迫るのはこの人たちだ
綾辻行人 河内実加 喜国雅彦 北村薫 北村一男 京極夏彦 国樹由香 倉阪鬼一郎 篠田真由美 千街晶之 竹本健治 遅塚久美子 南雲一範 西澤保彦 東雅夫 福井健太 南澤大介

マンガ制作のため竹本は古めかしい洋館「玲瓏館(れいろうかん)」へ。怪しい使用人、館に集まった錚々たる推理作家、評論家、編集者の面前で、あろうことか『モルグ街の殺人』見立ての殺人が発生。一同が推理を繰り広げるなか、第二の殺人が! 犯人を突き止め、新たな凶行を阻止できるか? 重層する暗合、舞い踊るペダントリー、知的興奮の極……傑作実名小説(ミステリ)、待望のノベルス化!

担当者コメント

日本ミステリ界を代表する推理作家たちが実名で登場する「ウロボロス」シリーズ。発売するたびに大きな話題となったシリーズの完結篇です。しかし、話は独立していますので、本書が初読でも安心です! 知的好奇心を満足させる多くの情報、その中に殺人事件を解くカギが……!? 竹本健治ミステリの神髄をぜひご堪能下さい。

5月の新刊

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