『キョウカンカク』 天祢涼
古典から現代までのミステリを愛し、また講談社ノベルスを愛する天祢涼氏が、最高の青春エンタを書き上げました。文三部長に「深夜に100枚だけ読んで寝ようと思ったのに、面白くて最後まで一気に読んじゃった」と言わせるほどの力作。担当の私も「何度読んでも、本当に面白い」と感動しっぱなし。これはぜひ読んでください!
初めまして、天祢涼です。「伏線」が好きです。ミステリを読んでいて「あれはこういうことだったのか!」と腑に落ちる瞬間に、無上の幸せを感じます。自分でもそんな幸せを生み出したいと思い、色々と伏線を盛り込み、あからさますぎる伏線は削除し、足りない伏線は補強し、担当Pさんと打ち合わせする度に閃(ひらめ)きを得て伏線を追加し、としているうちに、こういう話ができ上がりました。幾重もの伏線の末に待ち受ける結末、お楽しみいただければ嬉しいです。 ちなみに、伏線と同じくらい「最後の事件」も好きです。エルキュール・ポアロ最後の事件『カーテン』はもちろんのこと、『トレント最後の事件』『ドルリイ・レーン最後の事件』なんぞはタイトルを見ただけで興奮します。でもキョウカンカク探偵・音宮美夜の「最後の事件」は何作か先になる……と、思いますので、まだしばらくお付き合いくださいませ。
2月4日発売『カンナ 戸隠の殺皆』著者:高田崇史
2月4日発売『V.T.R.』著者:辻村深月
2月4日発売『幻人ダンテ』著者:三田誠
2月4日発売『学園島の殺人』著者:山口芳宏
2月4日発売『キョウカンカク』著者:天祢涼
古典から現代までのミステリを愛し、また講談社ノベルスを愛する天祢涼氏が、最高の青春エンタを書き上げました。文三部長に「深夜に100枚だけ読んで寝ようと思ったのに、面白くて最後まで一気に読んじゃった」と言わせるほどの力作。担当の私も「何度読んでも、本当に面白い」と感動しっぱなし。これはぜひ読んでください!