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『元禄百妖箱』田中啓文|講談社ノベルス

講談社ノベルス

『元禄百妖箱』

著者:田中啓文

発売年月日:2009/12/14単行本

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吉良上野介を討て。これは、主命じゃ!
元禄の闇を“昼行灯(あんどん)”大石内蔵助は
照らすことができるのか。
今年度日本推理作家協会賞受賞作家が放つ
「忠臣蔵」の裏側。

徳川家綱の死後、五代将軍となった綱吉は生母・桂昌院を溺愛していた。跡目が出来ない綱吉の頼みで祈祷した僧・隆光は、その最中に獣の姿を見たため、『生類憐れみの令』の発布を進言。稀代の悪法に世が乱れるなか、江戸城内で浅野内匠頭が吉良上野介に斬りつけるという事件が勃発し、江戸は大騒ぎとなった――!!

奇才が語る妖しき「元禄の秘話」

担当者コメント

十二月といえば「忠臣蔵」。ということでドーンと刊行されるのがまさに、決定版!とも言えるこの作品です。今年度の日本推理作家協会賞を受賞し、今乗りに乗っている奇才が放つからには討ち入りにも斬新な解釈があったりと、愉しみどころが満載! 歴史好きの方はもちろん、そうでない方もぜひともご一読ください。

12月の新刊

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