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『難民探偵』西尾維新|講談社ノベルス

講談社ノベルス

「戯言シリーズ」「化物語」で人気沸騰中の西尾維新が放つ、怪心の新・スイリ小説!『難民探偵』西尾維新
就職浪人×超人気作家×難民探偵=??

窓居証子は、人生を双六のように考えていた――その時々で、人生の転機が来て、いずれハッピーエンドの「上がり」がくると。そう思って、大学生活を送り、就職活動もしていたのだが、そんなに甘くはなかった。
えり好みしているうちに、就職浪人となり、挙げ句の果てにバイト先は倒産。マンションからは追い出され、絶体絶命となった証子は、叔父で超・人気小説家の窓居京樹の家に、半年間の期限で暮らすことになる。
京樹は、一風変わった小説家で、武家屋敷のような家に住み、「死ぬまで小説がかければそれでいい」と思っている。
そんな京樹のケータイに、京都府警から根深陽義なる謎の人物の身元引受人になってくれないか、という旨の連絡が入るのだが……。

登場人物紹介

窓居証子

就職浪人。訳あって叔父で人気小説家の窓居京樹の家のお手伝い(半年限定)として働いている。

窓居京樹

人気作家。累計部数5000万部。京都奥の武家屋敷のような家に住み、ひたすら執筆の日々をおくっている。

根深陽義

難民探偵。元警視庁警視。警視庁勤めに嫌気が差し、現在はネットカフェをねぐらに転々としている。

担当者コメント

西尾維新氏が、新たなスイリ小説を生み出しました!
就職浪人・窓居証子、人気作家・窓居京樹、そして元警視で今は難民探偵の根深陽義が、京都で発生した殺人事件の謎に挑みます。
一筋縄ではいかない、調査や推理。そして西尾氏らしい会話の応酬。西尾氏のファンの皆様も、この本が西尾作品初読の方も存分に楽しめる一冊になっていると思います!

西尾維新一問一答

難民探偵

Q : 着想のきっかけは?

100周年書き下ろしという機会に、原点に立ち返ろうと考えました。

Q : 執筆期間

3ヵ月です。

Q : 筆が進んだシーン

視点人物である証子を書くときに感情移入してしまって。

Q : 書き上がった時の感想

『久しぶりに小説を書いたなぁ』と思いましたね。

Q : 本作の中で、お気に入りの台詞は?

全部気に入っています。

Q : 根深陽義について一言

初めて書くタイプの探偵役でした。

Q : 窓居証子について一言

羽川翼を書いた直後に書いたので、彼女とのギャップが凄かったです。

Q : 窓居京樹について一言

僕じゃないです。

Q : 人気作家・窓居京樹と西尾さんの共通点は?

京樹の生活スタイルは僕の理想です。

Q : 証子のように路頭に迷った姪が訪ねてきたらどうしますか?

見捨てます。

Q : タイトルについて一言

このタイトルを思いついた瞬間、「書ける」と思いました。

Q : 装丁を見ての印象

格好良い本だなぁと思いました。

作家・西尾維新

Q : どんな環境で執筆していますか?

パソコンのワードで、音楽を聴いたりDVDを見たりしながら執筆しています。

Q : アイディアはどんなシチュエーションで考えるのですか?

歩いているとき。一日二万歩、歩くようにしています。

Q : 結末まできっちり決めてから執筆するのですか?

きっちり決めてから執筆しますが、大体結末は変わります。

Q : 執筆している時間帯はいつですか?

朝5時に起きて、午前中に執筆。執筆以外の仕事が午後です。

Q : 今後の執筆活動について

哀川潤が登場する『緋色の英雄』と化物語の過去編『猫物語』を平行して進めます。

Q : 2010年へ向けての抱負

仕事をしない!

Q : 読者の方々にメッセージ

2010年も頑張りますので、よろしくお願いします。

profile

2002年、『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(講談社ノベルス)にて第23回メフィスト賞を受賞し、デビュー。デビュー作に始まる〈戯言シリーズ〉は西尾維新を代表するシリーズとなる。その後も精力的に執筆を続け、〈人間シリーズ〉、〈世界シリーズ〉、12ヵ月連続刊行の『刀語』(講談社BOX)などその作品の幅は広い。また、2009年夏には『化物語』がアニメ化され、爆発的な人気となり、名実ともにゼロ年代を代表する作家となる。その執筆意欲はとどまるところを知らない。若手作家の中で、今後の展開が最も期待される一人である。

『古事記異聞 京の怨霊、元出雲』高田崇史 『またね家族』松居大悟 『修羅の家』我孫子武丸 『#柚莉愛とかくれんぼ』真下みこと 『希望と殺意はレールに乗って アメかぶ探偵の事件簿』山本巧次 高田崇史ONLINE

12月の新刊