著者:山口雅也
発売年月日:2019/11/28単行本
一九八九年に『生ける屍の死』で鮮烈な長編デビューを飾ったミステリ作家・山口雅也。
だが一九八四年からすでに多種多彩な媒体で作品を発表していた。その内訳はミステリ、SF、冒険小説、音楽小説、青春小説、ホラー、実話推理、ファンタジー、実験小説、ジャズエッセイ、戯曲など幅広い。画家やアーティスト、写真家、ミュージシャン、果てはテーマパークとコラボした若き山口雅也の逬る才気は圧巻! 文化の爛熟期だった一九八〇年代の豊麗な果実42編を単行本に初収録。当時を詳細に振り返る書き下ろし自作解説が付いたファン必携の一冊、ここに誕生。
担当コメント
山口雅也さんの作家生活35周年記念となる大著が、ついに降臨します!
488ページと、通常の単行本の2冊分にあたるボリュームに、30年以上前に書かれたとは思えないほどエッジの利いた短編、中編がぎっしり。隅から隅まで充実した内容にするべく、通常の単行本の4冊分にあたる労力をかけて編集しました。山口雅也さんも担当編集者も全力を尽くして造り上げたこの1冊。お値段お高めですが、最高の読書時間を保証します! ぜひお買い求めを!!