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講談社ノベルス

『貌のない貌 梓凪子の捜査報告書』松嶋智左

『貌のない貌 梓凪子の捜査報告書』

著者:松嶋 智左

発売年月日:2019/03/20単行本

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中国政府の影が潜む人捜しとシェアハウス殺人を追え、どこまででも。
元警察官にして日本初の女性白バイ隊員の著者に島田荘司氏唸る!
「こんな筆の女流は今いない」

刑事課強行・盗犯係の梓凪子に持ち込まれた案件は、不可解な人捜し。
同行者は中国領事館の職員だった。不穏な同行者を連れた人捜しは、民泊やシェアハウスをめぐった末に、とある国家的な疑惑にたどり着く。
刑事課の領分を超えた事態に、新人刑事が立ち向かう!

担当者コメント

骨太な警察小説を待ち望む皆様、お待たせしました! 昨年の「このミステリーがすごい!」にデビュー作『虚の聖域 梓凪子の調査報告書』がランクインした著者にして、ゴッド・オブ・ミステリー島田荘司氏のお墨付き。元警察官の松嶋智左さんの第二作は、なんとゴリゴリの警察小説です。前作では、警察を辞めて探偵をしていた梓凪子ですが、本作はその新人刑事時代が描かれます。もちろん、梓凪子が関わる事件がすんなり収まるはずもなく――! 中国政府の影とシェアハウスの複雑な人間関係が見え隠れする人捜しの始まりです。

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