著者:汀こるもの
発売年月日:2018/11/8ノベルス
定価:本体1,000円(税別)
勝てば願いが叶う魔法のカードゲーム誕生! バッグが欲しい、病気の友人を助けたいと、少女たちは奇妙な仮想現実世界(ゲーム空間)へ飛び込み、バトルを繰り広げる。だがタダより高いモノはない。案の定、ゲームには少女たちの命を脅かす激ヤバな仕掛けが! 友人がプレイヤーとなってしまった出屋敷市子は妖怪を従えてゲームに参戦、最強魔法少女モード全開で黒幕を追う(「今どきのゲームは一日一時間では終わらない」)。シリーズ短編3編収録。
担当者コメント
『火の中の竜 ネットコンサルタント「さらまんどら」の炎上事件簿』(メディアワークス文庫)が新聞や小説誌の書評欄に取り上げられ、大きく話題となった(※炎上ではありません)汀こるものさん。「ジャンル・こるもの」と呼ばれ、独自の世界観で10年間ファンの心を摑み続ける著者ですが、今作で描いたのは「親子の愛」。この普遍的テーマを汀さんが描くとどうなるのか? 温かな感動が読者を包む3つの物語を収録した「泣きの、こるもの」最新作をぜひお楽しみください。