講談社BOOK倶楽部

『嚙みあわない会話と、ある過去について』

講談社ノベルス

『嚙みあわない会話と、
ある過去について』

著者名:辻村深月
定価:本体1,500円(税別)

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美術教師の美穂には、有名人になった教え子がいる。彼の名は高輪佑。国民的アイドルグループの一員だ。しかし、美穂が覚えている小学校時代の彼は、おとなしくて地味な生徒だった―― ある特別な思い出を除いて。今日、TV番組の収録で佑が美穂の働く小学校を訪れる。久しぶりの再会が彼女にもたらすものとは。
──「パッとしない子」


大学時代、コーラス部でよく女子とつるんでいた“男を感じさせない男友達”ナベちゃん。卒業して7年、彼が結婚するという。部活仲間が集まった席で紹介されたナベちゃんの婚約者は、ふるまいも発言も、どこかズレていた。戸惑う私たちに追い打ちをかけたのは、ナベちゃんと婚約者の信じがたい頼み事で──? 
──「ナベちゃんのヨメ」


救われるか後悔するかは、あなた次第。圧巻の短編全4作を収録。

『嚙みあわない会話と、ある過去について』は、「過去」に向きあう人物たちを描く、辻村深月さんの最新短編集です。その過去とは、「気付かない振りをした感情」だったり、「許せない相手」だったり……登場人物たちがずっと心に抱えていた過去です。そんな過去にいま向きあうと、一体どんなことが起きてしまうのか……。予想通りにはいかない数々の結末を、ぜひお楽しみください。
かならず心に突き刺さる一編があるはずです!