著者:森博嗣
発売年月日:2018/5/9ノベルス
定価:本体1,000円(税別)
遺書ともとれる手紙を残し、八田洋久(はったひろひさ)博士が失踪した。
大学教授だった彼は、引退後も自宅で研究を続けていた。
失踪から一年、博士と縁のある者たちが八田家へ集い、島田文子(しまだあやこ)と名乗る女性が、実験室にあったコンピュータから「ψ(プサイ)の悲劇」と題された奇妙な小説を発見する。
そしてその夜、死が屋敷を訪れた。
失われた輪(ミッシングリンク)を繋ぐ、Gシリーズ後期三部作、第二幕!
担当者コメント
2016年に刊行され、衝撃をもって迎えられた『χ(カイ)の悲劇』から2年。待望のGシリーズ後期三部作、第二幕がついに刊行されます。驚愕のラスト、あらたに明かされる事実。読み終わったとき、しばらく言葉を失うのではないでしょうか。わたしは、失いました。
そして猛烈に既読の人と話をしたくなりました。しかし、世の中には既読の人は、まだ一人もいなかったのです。一番最初に読める幸福と悲劇が、そこにはありました。
どうぞ存分にお楽しみください。