著者:輪渡颯介
発売年月日:2018/4/12単行本
定価:本体1,450円(税別)
剣術道場の門人だった旗本の次男・市之丞が、屋敷に出る物の怪退治を蓮十郎に依頼した。溝猫長屋で暮らす「幽霊が分かる」忠次ら子供たちも屋敷に同行するのだが、幽霊の気配を感じた忠次たちは、江戸を離れないと数日で命を落としてしまうことに。江ノ島見物に出かけたお紺らを追って、忠次らも急遽旅に出るが、宿でもお化けに遭遇してしまい……。子供たちは無事、江戸に戻れるのか?
担当者コメント
3月10日の時点で最年長の男の子たちが、長屋の奥にある祠を毎朝お参りする決まりに従ったところ「幽霊が分かる」ようになった忠次ら4人の子供たち。彼らはひょんなことから江ノ島見物に行くことになりますが、一方で手習所の師匠・蓮十郎たちは江戸の旗本屋敷で物の怪退治。江戸と旅のパートが交互に進み、「祠の謎」も明らかになっていく構成の妙と幽霊との対決シーンが読みどころです!
担当者コメント
3月10日の時点で最年長の男の子たちが、長屋の奥にある祠を毎朝お参りする決まりに従ったところ「幽霊が分かる」ようになった忠次ら4人の子供たち。彼らはひょんなことから江ノ島見物に行くことになりますが、一方で手習所の師匠・蓮十郎たちは江戸の旗本屋敷で物の怪退治。江戸と旅のパートが交互に進み、「祠の謎」も明らかになっていく構成の妙と幽霊との対決シーンが読みどころです!