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講談社ノベルス

『屋上』島田荘司

『屋上』

著者:島田荘司

発売年月日:2018/2/6ノベルス

定価:本体1,300円(税別)

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名探偵・御手洗潔(みたらい きよし)いわく――この謎、前代未聞。
その屋上に上ってはいけない、必ず飛びおりてしまうから。

その屋上に上った男女は次々と飛びおりて、死んだ。
避けられない墜落死は「屋上の呪い」なのか――
御手洗潔はつぶやく、「この謎は、前代未聞だ」
「読者への挑戦状」と快刀乱麻の推理
御手洗潔シリーズ堂々の第50作!

担当者コメント

日本の本格ミステリの金字塔・御手洗潔シリーズが堂々の第50作!
ノベルス化にあたり『屋上』と改題されたこの記念碑的作品は、期せずして島田荘司さんの初期傑作『占星術殺人事件』や『斜め屋敷の犯罪』を思わせる奇想に満ちた作品となりました。「私は絶対に飛びおりない」、そう言い残して屋上に上った人々が、次々に墜落死を遂げる「屋上の呪い」……。警察が調べれば調べるほど二重三重にいわくつきであることが分かり、本当に呪われているとしか思えなくなってきたとき、御手洗潔がさっそうと登場するのです。舞台は、昨年流行した「バブリーダンス」のバブルの時代。その狂騒と奥に潜む退廃の香りに、名探偵・御手洗潔が見出した真実とは――!?
御手洗潔をして「前代未聞」と言わしめた奇想を、どうかお楽しみください。

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