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『欺きの童霊(わらしれい)溝猫長屋 祠之怪』

『欺きの童霊(わらしれい)溝猫長屋 祠之怪』

著者:輪渡颯介 

発売年月日:2017/10/10単行本

定価:本体1,400円(税別)

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手招きする女児に付いていくと怨霊が?

怖いけど愉快な幽霊綺談。
「嗅ぐ」「聞く」「見る」順序が変わる?

『古道具屋 皆塵堂(かいじんどう)』に続く人気シリーズ!

溝猫(どぶねこ)長屋で亡くなったお多恵(たえ)が祀られた祠をお参りして以来、忠次ら4人は幽霊を「嗅いで」「聞いて」「見て」分かるように。銭の入った巾着袋を失くした銀太は、幽霊を見たせいにしようと空き家に忍び込むが、そこに本物の幽霊が……。またある日、留吉が路地を歩いていると、愛らしい女の子に手招きされた。その子の正体は? それらの出来事は、銀太に「芸がない」と言われた、お多恵と関わりが?

担当者コメント

『古道具屋 皆塵堂』に続くシリーズ『溝猫長屋 祠之怪』の3作目です。長屋にある祠をお参りしてから幽霊を「嗅いで」「聞いて」「見える」ようになった4人の子供たち。その順番は、過去2作では同じでしたが、今作は4編ではなく7編を収録していることから、変化がありそう。また7編もあるので、豊富なバリエーションの幽霊が出現。さらに長屋にいる猫と犬も大活躍! 内容盛り沢山の新作も期待を裏切らない面白さです!

『古事記異聞 京の怨霊、元出雲』高田崇史 『またね家族』松居大悟 『修羅の家』我孫子武丸 『#柚莉愛とかくれんぼ』真下みこと 『希望と殺意はレールに乗って アメかぶ探偵の事件簿』山本巧次 高田崇史ONLINE