著者:加藤元浩
発売年月日:2017/10/17ノベルス
定価:本体900円(税別)
そこにあったのは、7人の関係者、3つの密室。
そして、1人の「量子人間」だった……!
元アイドルの捜査一課刑事・七夕菊乃と、天才にして壊滅的な変人・アンコウこと深海安公。2人が挑むのは、密閉された倉庫や監視カメラの密林をすりぬけて殺人を犯す「量子人間」と……、警察官僚の権力争い!? FBIもお手上げの連続不可能殺人を阻止し、犯人を捕まえろ!『Q.E.D. iff -証明終了-』『C.M.B. 森羅博物館の事件目録』の著者入魂の、長編ミステリ第2弾!
担当者コメント
漫画『Q.E.D.iff ―証明終了―』『C.M.B.森羅博物館の事件目録』などでミステリファンを魅了し続ける加藤元浩さん、その小説第2作はいよいよスケールアップしています。日米を股にかけ! 警察官僚の権力争いにも負けず! FBIもお手上げの連続殺人と真っ向勝負! 元アイドルの刑事・キックもますます破天荒で見逃せません。今作のテーマは、密室に痕跡なく現れては消えていく「量子人間」。密室(しかも3つ!)をあつかった、理系ミステリとしても必見です! ミステリ漫画界でロングヒットを続ける加藤さんの無尽蔵のアイディアに、注目して読んでみるのもオススメです。