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『天下一統 始皇帝の永遠』小前亮

『天下一統 始皇帝の永遠』

著者:小前亮

発売年月日:2016/8/9単行本

定価:本体1,800円(税別)

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質子(ちし)から初代皇帝へ
「我こそは天に選ばれし男」

強国・秦が諸国を主導する覇者を目指すのか、
天下を統一して新たな歴史をつくるのか。
後世の英雄たちへの大きな指針となった
決断は如何になされたか──

中国統一を成し遂げた英傑は「永遠の君臨」を望んだ──

紀元前259年、七つの国がひしめく中国・戦国時代。質子(ちし)として趙の都・邯鄲(かんたん)で生まれた趙正((ちょうせい)・始皇帝)は、大商人の呂不韋(りょふい)に見いだされた父・子楚(しそ)が秦の王となったことで運命が変わる。子楚の急死により22歳で王に即位した趙正。宰相・呂不韋の補佐を受けながら国を治めていたが、新たな側近・李斯(りし)が唱える「天下一統」の構想に衝撃を受ける──

担当者コメント

七つの国に分れていた戦国時代の中国。強国・秦に対抗するため六国が同盟する合従策、個別に秦と結ぶ連衡策を、六国は時勢に応じてとっていました。そんな包囲網のなか、中国を初めて統一するという難事業を成し遂げた始皇帝(趙正)。有能な側近に、勇猛な将軍たち。支える人に恵まれたことも確かですが、趙正自身が途轍もない大きさを持っているのです。その魅力と生涯をあますところなく描いた、小前版・始皇帝もスケールのある読み応えに溢れています!

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