著者:三津田信三
発売年月日:2015/7/6ノベルス
定価:本体900円(税別)
家出少年が、計画した空き巣狙い。 悪乗りした友人が侵入先として見つけてきたのは、近所でも有名な幽霊屋敷だった。 躊躇する少年に友人は、屋敷を隈なく探検してくれば金を出すという。 設備は整っているのに生活感皆無で迷路のような屋内には、 白いシーツをかけられた何かが、大量に置かれていた(表題作「誰かの家」)。 日常生活の裂け目にある怪異が、チロリと顔を覗かせる。 思わずぞおっと背筋が寒くなる怪奇短篇6篇を収録。
担当者コメント
いつもの帰り道、ふと道順を変えてみたら知らない場所についてしまった。そこは、角度を変えてみれば見慣れた風景に戻るかもしれないし、二度と元には戻れないのかもしれない。そんな日常と地続きの隙間にある怖さを描く6篇を収録した短篇集です。ぞっとする読書体験をどうぞ……。
担当者コメント
いつもの帰り道、ふと道順を変えてみたら知らない場所についてしまった。そこは、角度を変えてみれば見慣れた風景に戻るかもしれないし、二度と元には戻れないのかもしれない。そんな日常と地続きの隙間にある怖さを描く6篇を収録した短篇集です。ぞっとする読書体験をどうぞ……。