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講談社ノベルス

『雪に眠る魔女 霊媒探偵アーネスト』風森章羽

『雪に眠る魔女 霊媒探偵アーネスト』

著者:風森章羽

発売年月日:2015/5/7ノベルス

定価:本体930円(税別)

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未来を視(み)る一族を、雪女の殺意が狙う!
アーネストと佐貴の因縁が明かされる、急展開の最新作!

喫茶店《リーベル》のマスター、竜堂佐貴(りゅうどうさき)。
彼には“特殊”な友人がいる。名はアーネスト・G・アルグライト。
誰もが振り向く美貌を持つ、英国出身の由緒正しき霊媒師だ。
ある日、店を訪れた客が佐貴に持ちかけたのは、「死者に紅茶を淹れる」という奇妙な依頼。
依頼人は、未来予知の能力を持つ女性が代々生まれる、『視人様(みとさま)』と呼ばれる一族「地守家(つちもりけ)」の一人だった。
首を捻りつつも地守家の屋敷に向かった佐貴だが、そこにはなぜかアーネストの姿が!
地守家の土地では二ヵ月前に、女性が不審な死を遂げていた。
「自殺」とも「雪女に殺された」とも噂される中、雪女の殺意はアーネストと佐貴にも忍び寄り……!?

担当者コメント

死んだ人間の言葉を聞き、姿を見ることができる(とはいえ、なかなか都合良くは見えないですし、リスクもあるのですが……)霊媒探偵・アーネストが、未来予知の力を持つという摩訶不思議な一族の、因縁めいた事件に挑む本作。過去の事件を調べるうちに、新たな事件まで起こってしまい、一気読み必至の面白さです! カバーでは、超絶イケメンの英国人青年・アーネストの姿と、温かな人柄がにじみ出るであろう相棒・佐貴の姿を、漫画家としてもご活躍中の雪広うたこさんが美麗に描いてくださいました。モノクロページでは、喫茶店《リーベル》の内部も見られます! ぜひお読みください。

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