著者:近藤史恵
発売年月日:2014/11/12単行本
定価:本体 1400円(税別)
東京で初めての出産をまぢかに控えた遼子。夫の克哉が、突如、ドバイへ赴任することになったため、遼子は大阪の実家に戻り、出産をすることに。実家に帰ると、両親と妹・美和の間に、会話がないことに気がつく。そして父は新築したばかりの自宅を売却しようとしていた。実家で何があった? 明らかになっていく家族を襲った出来事とは――。
担当者コメント
出産のため久々に実家へ戻った遼子が覚える、家族の間にある違和感。遼子同様に、読者はとまどうはずです。父、母、もしくは妹に何が? ドキドキする展開の中、登場人物が漏らした一言は「どうして人の命の重さには違いがあるの?」 そこに大きな謎が秘められています。女性心理を描くことに定評のある著者ならではのサスペンス&ミステリーは最後の最後まで、読み手にグサッと突き刺さります! そして「命の重さ、尊さ」を改めて感じさせ、読み応え充分です。
担当者コメント
出産のため久々に実家へ戻った遼子が覚える、家族の間にある違和感。遼子同様に、読者はとまどうはずです。父、母、もしくは妹に何が? ドキドキする展開の中、登場人物が漏らした一言は「どうして人の命の重さには違いがあるの?」 そこに大きな謎が秘められています。女性心理を描くことに定評のある著者ならではのサスペンス&ミステリーは最後の最後まで、読み手にグサッと突き刺さります! そして「命の重さ、尊さ」を改めて感じさせ、読み応え充分です。