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講談社ノベルス

『だれの息子でもない』神林長平

『だれの息子でもない』

著者:神林長平

発売年月日:2014/11/10単行本

定価:本体 1550円(税別)

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本人(オリジナル)の死後も、ネット内を徘徊する人工人格(アバター)。
彼らを消去することが、市役所に勤めるぼくの仕事だ。
撃ち抜けるのか。記録と、記憶を、跡形もなく。

「当たり前の現在(いま)から始まる、隣り合わせの未来(あす)の怪談」
 虚淵 玄(ニトロプラス)
(脚本家・作家/『PSYCHO-PASS サイコパス』『魔法少女まどか☆マギカ』)


「未来はいまだ、神林長平に追いつけない。」
 西尾維新
(作家/〈物語〉シリーズ、『悲鳴伝』)

高校生のころに、父が死んだ。祖父の田畑を勝手に売り払って、
母とぼくを捨てて出奔した親父を、憎まずにはいられなかった。
 あれから十数年。
日本には、各家庭に一台、携帯型対空ミサイル、略称:オーデン改(カイ)が配備されている。
安曇平市役所の電算課電子文書係で働くぼくの仕事は、
故人となった市民の、ネット内の人工人格=アバターを消去することだ。
しかしある日、ぼくの目の前に、死んだはずの親父の人工人格が現れた 

担当者コメント

<敵は海賊>、<戦闘妖精・雪風>シリーズなど数多くの著作を発表し、SFファンの圧倒的な支持を受ける作家、神林長平さんの最新作が登場です! 舞台は、インターネット上に集積された個人情報が、本人(オリジナル)の死後、もう一つの人格としてネット上を徘徊してしまう近未来の日本。そんな故人の人工人格(アバター)を消す仕事を生業としている「ぼく」と、死んだはずの父親の人工人格の冒険譚です。私自身、普段の生活で片時もスマートホンを手放せないことにふと怖さを感じるのですが、この物語はとても鮮烈に、ウェブに依存する私たちの「あり得る未来」を描いてくれています。さらに、父と息子、そして母親の家族小説としても、素晴らしく面白い傑作です。ぜひお読みください。

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