著者:望月守宮
発売年月日:2014/10/6講談社ノベルス
定価:本体 1000円(税別)
探偵・秋津は、封印された真実を語り始める。
秋津と助手の相原が、人の顔を奪う怪盗・無貌を追った日々――。
それはいずれ破滅へと至る彼らの、かりそめの幸福の時間。
秋津は無貌との因縁に決着をつける覚悟をし、
愛する妻のもとを去り、孤独な戦いに身を投じる。
相原は過去と決別し、大蛇と呼ばれる殺人鬼と対峙することで、
数多の顔を持つ怪盗の手がかりを得ようとする。
すべての仮面を脱ぎ捨てた無貌の正体に、二人は何を見る……!?
担当者コメント
鮮烈なデビューから6年弱。ついに、「無貌伝」シリーズが2ヵ月連続刊行で完結いたします! シリーズ最大の謎――無貌とは、果たして何者だったのか!? すべての真実はこの物語の中に。最終巻2巻を読んだ僕は、絶句し、驚嘆し、放心しました……。この感動を、皆さんにも是非!