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『北乃杜高校探偵部』乾くるみ|講談社ノベルス

講談社ノベルス

『北乃杜高校探偵部』

著者:乾くるみ

発売年月日:2013/12/4講談社ノベルス

定価:本体 800円(税別)

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学校内のとびっきりな謎を
5人の高校生たちが解き明かす!
『イニシエーション・ラブ』の作者が贈る傑作短編集

「せうえうか」漢字にすれば「逍遥歌」(しょうようか)。京都府宇治市にある名門・北乃杜(きたのもり)高校で校歌や応援歌のほかに歌い継がれてきた歌だ。生徒に親しまれ愛されているその歌詞が、実は書き変えられているという。いつ、誰が、どんな理由で? 北乃杜高校探偵部の5人が辿(たど)りつく、胸を打つ真実とは? 傑作短編「《せうえうか》の秘密」ほか、楽しくてやがて切ない青春本格ミステリー連作4編を収録!

担当者コメント

『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞してデビューなさった乾くるみさん。アンソロジーを除けば、なんと15年ぶりに講談社ノベルスに登場です。
『北乃杜高校探偵部』は、京都府宇治市の伝統校・北乃杜高等学校を舞台にした青春本格ミステリーです。サッカー部員の清水、生徒会長の赤倉、オタクの横井、しっかりもののみどり、おっとりお嬢様の桃子の5人が学校の謎を解き明かします。
謎や事件を解く面白さは言うまでもなく、清水たちが一篇一篇を通して成長していく様子に心をうたれます。

赤倉=赤、みどり=緑、桃子=ピンクというだけでなく、横井=木+黄、清水=サンズイ+青と全員の名前に色が隠されています。色彩をもった5人の心温まるミステリー短編集。ミステリー好きにも青春物語好きにもおすすめの一冊です。
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