著者:嶋戸悠祐
発売年月日:2013/8/6講談社ノベルス
高い塀に囲まれた町、セカンドタウン。その郊外にある井戸から、高校教師の中山が救出された。井戸の底での恐怖体験を教え子の戸丸に語った彼は、病院の屋上から飛び降り命を絶つ。中山が遭遇したという異形の男。町の治安を管理する『自治体』。町の中心にある、さらなる塀で囲まれた『塀の中』と、飛び回る羽虫――。戸丸は事件をきっかけに町に疑念を抱き始めるが、語り合った友人、祝詞は一編の物語を遺して姿を消す。物語に秘めたセカンドタウンの真実とは――!?
担当者コメント
ミステリーでもなければホラーでもない……この作品は、ただただほんとうに怖いお話です。塀に囲まれたセカンドタウンは、なにかが歪んでいます。その歪みの正体が明らかになったとき、私は、震えました。小説だからこそ描きえたこの世界観を、あなたもぜひ体験してみてください。目を背けることになるか、それとも――!? 福ミス優秀作『キョウダイ』で鮮烈なデビューを果たした嶋戸さんの、問題作です。どうぞお楽しみください!
担当者コメント
ミステリーでもなければホラーでもない……この作品は、ただただほんとうに怖いお話です。塀に囲まれたセカンドタウンは、なにかが歪んでいます。その歪みの正体が明らかになったとき、私は、震えました。小説だからこそ描きえたこの世界観を、あなたもぜひ体験してみてください。目を背けることになるか、それとも――!? 福ミス優秀作『キョウダイ』で鮮烈なデビューを果たした嶋戸さんの、問題作です。どうぞお楽しみください!