著者:鳥飼否宇
発売年月日:2013/5/7講談社ノベルス
植物写真家・猫田夏海が訪れた岩手県の寒村に住む滝上家は、代々“イヅナサマ”を操り託宣を下す霊能力を持つという。 満月の山中、夏海は滝上家の一人娘・沙姫の憑依現象を目撃する。 その翌日、祈祷堂で刺殺死体が奇妙な書き置きとともに発見された! 生物に知悉した先輩ライターの鳶山が調査に乗り出すが……。 二人が出合う、様々な憑依の不思議を<観察者>(ウォッチャー)の論理が斬る! 鬼才・鳥飼否宇が描く、本格「憑き物」ミステリ!! (──「幽き声」他三編を収録)
担当者コメント
霊能力って、あるのでしょうか。<観察者>鳶山は、様々な『憑かれた』人々に出会います。それは、どう見ても、霊の仕業にしか見えなくて……。彼が見抜くのは、霊の正体なのか、人の心の闇なのか。本当に一番恐ろしいのは、人間の心なのかもしれませんね。 恐ろしくも切なく、そして美しい、『憑き物』の物語をどうぞ。
担当者コメント
霊能力って、あるのでしょうか。<観察者>鳶山は、様々な『憑かれた』人々に出会います。それは、どう見ても、霊の仕業にしか見えなくて……。彼が見抜くのは、霊の正体なのか、人の心の闇なのか。本当に一番恐ろしいのは、人間の心なのかもしれませんね。
恐ろしくも切なく、そして美しい、『憑き物』の物語をどうぞ。