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辻村深月さん最新作 『島はぼくらと』6月6日発売決定! 書影UP!

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辻村深月さん最新作 『島はぼくらと』6月6日発売決定!
書影UP!

直木賞受賞、第一作待望の書き下ろし長編

『島はぼくらと』
辻村深月・著

単行本
装画 五十嵐大介

旅立ちの日は、もうすぐ。
別れる時は笑顔でいよう。

瀬戸内海の小さな島、冴島。
島の子はいつか本土に渡る。
17歳。
ともにすごせる、最後の季節。


母と祖母の女三代で暮らす、伸びやかな少女、朱里。
美人で気が強く、どこか醒めた網元の一人娘、衣花。
父のロハスに巻き込まれ、東京から連れてこられた源樹。
熱心な演劇部員なのに、思うように練習に出られない新。

島に高校がないため、4人はフェリーで本土に通う。
「幻の脚本」の謎、未婚の母の涙、Iターン青年の後悔、
島を背負う大人たちの覚悟、そして、自らの淡い恋心。
故郷を巣立つ前に知った大切なこと――すべてが詰まった傑作書き下ろし長編。

辻村深月(つじむら・みづき)

1980年2月29日生まれ。山梨県生まれ。2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞し、デビュー。他の著作に『凍りのくじら』『スロウハイツの神様』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』(以上、講談社)、『オーダーメイド殺人クラブ』(集英社)など。『ツナグ』(新潮社)で第32回吉川英治文学新人賞、『鍵のない夢を見る』(文藝春秋)で第147回直木三十五賞を受賞。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し、幅広い読者からの熱い支持を得ている。



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