著者:今野 敏
発売年月日:2013/4/3講談社ノベルス
警視庁地域部の警察官・楠木は「警視庁FC」と兼務するよう特命を受ける。FCとはフィルムコミッションの略で、映画やドラマのロケ撮影に対して便宜を図るのが主な仕事だ。危険やハードワークとは無縁な任務だったはずなのだが、六本木ミッドタウンの映画撮影現場で、助監督が殺される。そして助監督と主演女優がその直前、言い争っていたという目撃証言が。楠木は自らの意思とは裏腹に捜査に関わるが、驚くべき出来事が続く……。
担当者コメント
「できれば努力しないで一生を終えたい」と考える警察官・楠木。彼は、捜査本部とは関係のないローテーション勤務である地域部の仕事に満足しているという警察小説では異端の“ゆるキャラ”です。その楠木が、「FC室」との兼務となって……。危険な仕事などないはずだったのに、殺人事件の捜査に駆り出されると、“意外な才能”が分かり、と、今野作品ならではのリーダビリティあふれる展開に。またロケ現場の裏側なども描かれ、エンタメ度120パーセントの作品です!!
担当者コメント
「できれば努力しないで一生を終えたい」と考える警察官・楠木。彼は、捜査本部とは関係のないローテーション勤務である地域部の仕事に満足しているという警察小説では異端の“ゆるキャラ”です。その楠木が、「FC室」との兼務となって……。危険な仕事などないはずだったのに、殺人事件の捜査に駆り出されると、“意外な才能”が分かり、と、今野作品ならではのリーダビリティあふれる展開に。またロケ現場の裏側なども描かれ、エンタメ度120パーセントの作品です!!