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『唐玄宗紀』小前 亮|講談社ノベルス

講談社ノベルス

『唐玄宗紀』

著者:小前 亮

発売年月日:2013/2/27単行本

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「傾国の美女」というが、女ひとりで国が滅びはしない――
最強皇帝・玄宗に生涯忠誠を誓った宦官・高力士(こうりきし)。
気鋭の作家が新たな視点から描く、中国大河ロマン!

中国史上唯一の女帝・則天武后の死後、乱れた唐朝を、果敢な行動力でまとめ六代皇帝となった玄宗。彼を支えた宦官・高力士は恩蔭系と科挙系で対立する官僚を使いこなし、唐の隆盛を築いた。だが、楊貴妃に溺れた玄宗が国を顧みなくなると、辺境から安禄山が台頭し、安史の乱を引き起こす。唐そしてふたりの命運は尽きるのか――。

担当者コメント

絶世の美女・楊貴妃を寵愛したことで治世を疎かにし、安禄山による「安史の乱」を巻き起こしたことで知られる玄宗皇帝。44年にもわたった在位の傍らには、常に「将軍」と呼ばれた宦官がいた! その宦官・高力士との深い絆と、激動の時代を描いた迫力満点の長編です。権力にとり付かれた王や妃。その周りに蠢く宰相や武人たち――。読み応えあふれる中国歴史人物伝をご堪能ください!!

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