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『十津川警部 猫と死体はタンゴ鉄道に乗って』西村京太郎|講談社ノベルス

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『十津川警部 猫と死体はタンゴ鉄道に乗って』

著者:西村京太郎

発売年月日:2012/10/3講談社ノベルス

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殺人現場から消えた女性が遺した「百人一首」――。
そこに託された想いとは?
多くの伝説が残る丹後を巡る、京太郎浪漫!

東京・谷中にある「カフェ猫」の主人が子猫とともに焼死体で見つかった。事件直前にウエイトレスの野中弥生が「大江山 いく野の道の遠ければ まだふみもみず天の橋立」の歌を残して失踪したことが判明。警視庁・西本刑事は、歌に詠まれた丹後に赴くが、聞き込み相手は一様に口が重い。隠された過去に何が? そして東京で新たな殺人が発生! 次なる殺害阻止へ、十津川も丹後へ向かう!!

担当者コメント

猫と鉄道といえば、西村京太郎先生がとてもお好きなもの。その二つを題材とした贅沢なミステリー作品の登場です。西本刑事が行きつけとなった谷中にあるその名も「カフェ猫」で、殺人事件が。失踪した女性が残した和歌から、事件の鍵は、丹後にあることが分かって……。過去と現在が交叉した複雑な事件の真相は? 読み応え充分なことはもちろん、西村先生の猫への深い愛情も感じられる作品です!

10月の新刊

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