著者:草下シンヤ
発売年月日:2012/9/26単行本
苦学生、真は、働き続けの母に恩返しするために、新卒で企業就職しようと必死になっていた。就職氷河期のなか、彼は社員5人のイベント会社にわが身を引き請けてもらう。しかしサーファーのような風貌の社長、真冬なのにこんがりと日焼けをした専務、ホスト風の先輩社員からは社会人らしさが感じられない。そして真は、社内で刺青の自慢をしあう社長と先輩社員の一幕を目撃する。真が入社したイベント会社の実体は、暴走族のOBたちの集合体「環状連合」のメンバーが経営する、マネーロンダリング会社だったのだ。
担当者コメント
豊富なアンダーグラウンド取材をもとにドラッグや裏社会に関する著作を多数発表してきた草下シンヤさんの最新書き下ろし長編は、現代社会をモチーフにした、ハード・ピカレスク・ロマンです。舞台は、現代の東京! その闇に蠢く新たな「ワル」たちの生態を描ききっています。どうぞ、お楽しみに!!
9月7日発売『ついてくるもの』著者:三津田信三
9月7日発売『汎虚学研究会』著者:竹本健治
9月7日発売『不可能楽園〈蒼色館〉』著者:倉阪鬼一郎
9月7日発売『プライベートフィクション』著者:真梨幸子
9月26日発売「白兎」1 『透明な旅路と』著者:あさのあつこ
9月26日発売「白兎」2 『地に埋もれて』著者:あさのあつこ
9月26日発売「白兎」3 『蜃楼の主』著者:あさのあつこ
9月26日発売「白兎」4 『天国という名の組曲(アルマンド)』著者:あさのあつこ
9月26日発売『カマラとアマラの丘』著者:初野晴
9月26日発売『半グレ』著者:草下シンヤ
担当者コメント
豊富なアンダーグラウンド取材をもとにドラッグや裏社会に関する著作を多数発表してきた草下シンヤさんの最新書き下ろし長編は、現代社会をモチーフにした、ハード・ピカレスク・ロマンです。舞台は、現代の東京! その闇に蠢く新たな「ワル」たちの生態を描ききっています。どうぞ、お楽しみに!!