著者:篠田真由美
発売年月日:2012/6/6講談社ノベルス
高校へ通わなくなって数ヵ月。16歳の木守比奈子は、大学教授である父親が研究でイギリスへ行くことになったため、古本屋の「緑金書房」に居候する。店を営む金子緑朗は亡き母の親戚だというが、どこで寝ているのかがわからず、また同居しているはずの大叔母も一向に姿を見せない。多くの謎を秘めた古書店で、比奈子の前に突如、現れたのは? そして、彼女を襲う事件が――。
担当者コメント
「建築探偵シリーズ」で知られる著者がこの作品で選んだ舞台は、いま話題の「古書店」です。東京の下町・月島にある緑金書房には、ゆったりとした時が流れているのですが、ちょっと違和感もある――。それに気がついた少女を事件が襲い……。本を愛する著者だからこそ書けた、古書をめぐるファンタジーとミステリーの融合した渾身の作を、ぜひともご堪能ください!
6月6日発売『魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿』著者:田中芳樹
6月6日発売『緑金書房午睡譚』著者:篠田真由美
6月6日発売『光待つ場所へ』著者:辻村深月
6月6日発売『ベスト本格ミステリ2012』本格ミステリ作家クラブ 選・編
6月6日発売『タッチ・ユア・ハート』著者:須磨久善
6月27日発売『ショートスカート・ガール』著者:加藤眞男
担当者コメント
「建築探偵シリーズ」で知られる著者がこの作品で選んだ舞台は、いま話題の「古書店」です。東京の下町・月島にある緑金書房には、ゆったりとした時が流れているのですが、ちょっと違和感もある――。それに気がついた少女を事件が襲い……。本を愛する著者だからこそ書けた、古書をめぐるファンタジーとミステリーの融合した渾身の作を、ぜひともご堪能ください!