著者:深水黎一郎
発売年月日:2012/5/23単行本
大手ゼネコンに勤務する田中は、学生時代にボクシングをしていたせいか、耳の聞こえが悪い。そのため誤解から家を出た恋人の友人宅に電話をしても、「嫁は寄生虫」「ひがんで実家に帰っている」などと聞き違えてしまう。そして同じ時間、同じ場所に、やはり勘違いの甚だしい自称・カリスマ日本語教師がいた……。彼らの言動が、取り返しのつかない大惨事へ――。
担当者コメント
昨年度の日本推理作家協会賞短編部門を受賞した深水さんの、受賞後第一作は、ミステリーの要素に、言葉遊び、そして、深水さんの「ツイッター」で話題となったテレビ局問題も含めた、渾身の作です。しかし、そこは芸達者の著者ですから、エンタメの要素が満載で、ページをめくる度に「バカ笑い」できること間違いなしなのです。「抱腹絶倒!」とはまさにこのこと。ちなみに編集担当である私は、最初に原稿を読んだ際、20回以上笑ってしまいました。本当です!!
5月7日発売『増加博士の事件簿』著者:二階堂黎人
5月7日発売『トレジャー・キャッスル』著者:菊地秀行
5月7日発売『魔王城殺人事件』著者:歌野晶午
5月7日発売『神様ゲーム』著者:麻耶雄嵩
5月7日発売『水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係』著者:麻見和史
5月23日発売『言霊たちの夜』著者:深水黎一郎
5月25日発売『実験的経験 Experimental experience』著者:森博嗣
担当者コメント
昨年度の日本推理作家協会賞短編部門を受賞した深水さんの、受賞後第一作は、ミステリーの要素に、言葉遊び、そして、深水さんの「ツイッター」で話題となったテレビ局問題も含めた、渾身の作です。しかし、そこは芸達者の著者ですから、エンタメの要素が満載で、ページをめくる度に「バカ笑い」できること間違いなしなのです。「抱腹絶倒!」とはまさにこのこと。ちなみに編集担当である私は、最初に原稿を読んだ際、20回以上笑ってしまいました。本当です!!