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『言霊たちの夜』深水黎一郎|講談社ノベルス

講談社ノベルス

『言霊たちの夜』

著者:深水黎一郎

発売年月日:2012/5/23単行本

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まさに笑撃!
ページをめくる度に笑いが加速!!
言葉にまつわる勘違いが、大規模テロ事件へ?

“言葉の魔術師”が、自らと放送コード(?)の限界に挑んだ
日本推理作家協会賞受賞後、第一作!

大手ゼネコンに勤務する田中は、学生時代にボクシングをしていたせいか、耳の聞こえが悪い。そのため誤解から家を出た恋人の友人宅に電話をしても、「嫁は寄生虫」「ひがんで実家に帰っている」などと聞き違えてしまう。そして同じ時間、同じ場所に、やはり勘違いの甚だしい自称・カリスマ日本語教師がいた……。彼らの言動が、取り返しのつかない大惨事へ――。

担当者コメント

昨年度の日本推理作家協会賞短編部門を受賞した深水さんの、受賞後第一作は、ミステリーの要素に、言葉遊び、そして、深水さんの「ツイッター」で話題となったテレビ局問題も含めた、渾身の作です。しかし、そこは芸達者の著者ですから、エンタメの要素が満載で、ページをめくる度に「バカ笑い」できること間違いなしなのです。「抱腹絶倒!」とはまさにこのこと。ちなみに編集担当である私は、最初に原稿を読んだ際、20回以上笑ってしまいました。本当です!!

5月の新刊

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