著者:浅暮三文
発売年月日:2010/8/25単行本
昭和20年3月、神戸。 秘密裏に営まれる娼館に幽閉されている娼婦ナオミ。 馴染みの客は情事の最中、その肉体が、すでに彼女のものではないことを実感する。 情事を終え、客室に戻った男は「ナオミが消えた」という館主の叫び声を聞く。女は本当に消えてしまったのか……。
担当者コメント
人が感じたこと、イメージしたことを小説化することに定評のある浅暮三文さん。これまでにも感覚に材を取った作品を多数書いていますが、その集大成とも言えるのがずばり「五感集」です。情事を追えた後、“消えた”娼婦。どこにいってしまったのか。嗅覚、味覚、視覚、聴覚、触覚、で序々に明かされる謎とともに、読み手を揺さぶる圧倒的な文章力をお楽しみください。
8月4日発売『逆転捜査』著者:姉小路祐
8月4日発売『白川郷 濡髪家の殺人』著者:吉村達也
8月4日発売『六とん4 一枚のとんかつ』著者:蘇部健一
8月4日発売『破滅の箱 トクソウ事件ファイル(1)』著者:牧野修
8月4日発売『再生の箱 トクソウ事件ファイル(2)』著者:牧野修
8月4日発売『魔界探偵 冥王星O ジャンクションのJ』著者:越前魔太郎
8月4日発売『QED 鏡家の薬屋探偵 メフィスト賞トリビュート』メフィスト編集部・編
8月18日発売『イキルキス』著者:舞城王太郎
8月25日発売『五感集』著者:浅暮三文
8月4日発売『メフィスト2010 VOL.2』
担当者コメント
人が感じたこと、イメージしたことを小説化することに定評のある浅暮三文さん。これまでにも感覚に材を取った作品を多数書いていますが、その集大成とも言えるのがずばり「五感集」です。情事を追えた後、“消えた”娼婦。どこにいってしまったのか。嗅覚、味覚、視覚、聴覚、触覚、で序々に明かされる謎とともに、読み手を揺さぶる圧倒的な文章力をお楽しみください。