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『獣の樹』舞城王太郎|講談社ノベルス

講談社ノベルス

『獣の樹』

著者:舞城王太郎

発売年月日:2010/7/6講談社ノベルス

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NEO 舞城王太郎 BEGINS!

名前のない「僕」が「僕」を見つけるテロル。

ある日ある朝、西暁町で、十四歳くらいの僕が馬から生まれる。記憶も名前もない。でも名前なんかいらない、と僕は思う。自分が誰だってどうでもいい……のに、正彦が僕を弟にする。それからヒトとしての生活にようやく馴れてきたところに蛇に乗る少女楡が現れ、僕を殺人現場に誘う。冒険が始まる。失踪した父親。地下密室。獣の大革命。そして恋。混乱と騒動の中、僕は暗い森を駆ける駆ける駆け抜けていく。
舞城王太郎が講談社ノベルスに舞い戻り投下する、新しい小説=テロリズム!
100周年    真夏のMAIJO祭!! 開催中!

担当者コメント

凄まじい文圧!研ぎ澄まされた感性!疾走する展開!めくるめく陶酔!構築と破壊、拡散と収斂、死と再生を繰り返す舞城ワールドの新たな渦に呑み込まれろ……!
あまりにも圧倒的な舞城小説が、講談社100周年書き下ろし作品として登場です。しかし、帰ってきた舞城王太郎はこれでは終わらない! 怒涛の連続刊行、「真夏のMAIJO祭!!」も是非チェックしてください!

7月の新刊

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