難民探偵
Q : 着想のきっかけは?
100周年書き下ろしという機会に、原点に立ち返ろうと考えました。
Q : 執筆期間
3ヵ月です。
Q : 筆が進んだシーン
視点人物である証子を書くときに感情移入してしまって。
Q : 書き上がった時の感想
『久しぶりに小説を書いたなぁ』と思いましたね。
Q : 本作の中で、お気に入りの台詞は?
全部気に入っています。
Q : 根深陽義について一言
初めて書くタイプの探偵役でした。
Q : 窓居証子について一言
羽川翼を書いた直後に書いたので、彼女とのギャップが凄かったです。
Q : 窓居京樹について一言
僕じゃないです。
Q : 人気作家・窓居京樹と西尾さんの共通点は?
京樹の生活スタイルは僕の理想です。
Q : 証子のように路頭に迷った姪が訪ねてきたらどうしますか?
見捨てます。
Q : タイトルについて一言
このタイトルを思いついた瞬間、「書ける」と思いました。
Q : 装丁を見ての印象
格好良い本だなぁと思いました。
作家・西尾維新
Q : どんな環境で執筆していますか?
パソコンのワードで、音楽を聴いたりDVDを見たりしながら執筆しています。
Q : アイディアはどんなシチュエーションで考えるのですか?
歩いているとき。一日二万歩、歩くようにしています。
Q : 結末まできっちり決めてから執筆するのですか?
きっちり決めてから執筆しますが、大体結末は変わります。
Q : 執筆している時間帯はいつですか?
朝5時に起きて、午前中に執筆。執筆以外の仕事が午後です。
Q : 今後の執筆活動について
哀川潤が登場する『緋色の英雄』と化物語の過去編『猫物語』を平行して進めます。
Q : 2010年へ向けての抱負
仕事をしない!
Q : 読者の方々にメッセージ
2010年も頑張りますので、よろしくお願いします。
西尾維新氏が、新たなスイリ小説を生み出しました!
就職浪人・窓居証子、人気作家・窓居京樹、そして元警視で今は難民探偵の根深陽義が、京都で発生した殺人事件の謎に挑みます。
一筋縄ではいかない、調査や推理。そして西尾氏らしい会話の応酬。西尾氏のファンの皆様も、この本が西尾作品初読の方も存分に楽しめる一冊になっていると思います!