QEDシリーズといえば、神社や神話に隠された日本史の真相究明が大きな見所。
『QED 出雲神伝説』でも、大国主命の国譲り神話で有名な出雲大社や因幡の白兎神話にまつわる謎をタタルが解き明かします。著者の高田崇史さんによれば、実際に各地の神社を取材して気づく事実も多いとか。
そこで今回は知っているようで知らない、神社や神様の基礎知識をクイズにしてみました。
QED初心者はもちろん、歴史マニアのみなさんも挑戦してみてください!!
大国主命はたくさんの別名を持つ!
大国主命には多くの別名がある。
大物主命(おおものぬしのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、大穴牟遅神(おおなむちのかみ)、八千矛神(やちほこのかみ)、葦原色許男神(あしはらしこおのかみ)、葦原醜男(あしはらのしこお)、宇都志国玉神(うつしくにたまのかみ)、大国玉神(おおくにたまのかみ)、顕国玉神(うつしくにたまのかみ)など。
出雲大社は96メートルもある大建築だった!
『QED 出雲神伝説』本文中にもあるように、出雲大社の神殿は平安時代には高さ16丈(48メートル)、古代には実に32丈(96メートル)もあったという。その心御柱(しんのみはしら)は直径1.35メートルほどの柱を3本束ねたものだったと考えられていて、現在神殿の前の石畳には御影石で当時の柱の跡がしるされている。
千木(ちぎ)で男神か女神か見分けられる?
千木は、神殿の屋根両端に立ち上がり、それぞれは2本の木材が交差する装飾品。
俗説に、内削ぎの千木は女神、外削ぎは男神を祀る神社、といわれることがある(異なる場合もあり)。
※千木とは?
神社の屋根にある、交差している2本の板木。
もともとは屋根を支えるための大切な構造材だったが、現在ではほとんどの神社の千木が一種の装飾的な意味合いの強いものになっている。
参道の中央は歩かないようにする
鳥居をくぐり抜けると、社殿まで続く道があり、この道を「参道」という(ちなみに有名な東京の「表参道」も、明治神宮の参道)。鳥居をくぐる時には軽くお辞儀を。参道の中央は「正中」と言われ、神様の通り道とされるので、神様への礼儀として、そこをなるべく歩かないようにするのがよい、とされる。
お待たせしました! タタル&奈々コンビが活躍する大人気シリーズ16作目が1年9ヵ月ぶりに登場します。雲を衝く巨大神殿だったといわれる出雲大社と、国譲り神話で有名な古代出雲の手がかりは奈良にある!? しかも今回はシリーズ100万部突破記念に、特製ピルケースをプレゼント! QEDといえば薬剤師。鳳凰柄の美しいピルケースはファン必携の逸品です。女性はアクセケースにしても。高田先生からのオマケもついています。ふるってご応募ください!!