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『伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~』周木律

『伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~』

著者:周木 律

発売年月日:2014/9/3講談社ノベルス

定価:本体 920円(税別)

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孤島の館で瞬間移動した死体!
天才数学者は完全犯罪の解法を証明できるのか!?
メフィスト賞受賞の「館ミステリ」シリーズ最新作!

警察庁キャリアの宮司司は、大学院生の妹・百合子とともに、宗教施設として使われた二つの館が佇む島──伽藍島を訪れる。島には、数学史上最大の難問・リーマン予想の解法を求め、超越者・善知鳥(うとう)神(かみ)や、放浪の数学者・十和田只人も招待されていた。 不吉な予感を覚える司をあざ笑うかのように、講演会直後、招かれた数学者たちが姿を消し、死体となって発見される。だが、その死体は、瞬間移動したとしか思われず……?
張り巡らされた謎が一点に収束を始める、シリーズの極点!

担当者コメント

メフィスト賞受賞作の『眼球堂の殺人』から、早くも四作目が登場! 今回十和田たちが巻き込まれるのは、孤島の館での連続殺人事件です。『伽堂』と『藍堂』、ふたつの館で起こる死体瞬間移動の謎とは!? 十和田や司たちの過去、『ザ・ブック』の正体などが徐々に明らかとなり、新たな展開を見せる、見逃せない一冊です!

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