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『天山の巫女ソニン4 夢の白鷺(しらさぎ)』菅野雪虫|講談社ノベルス

講談社ノベルス

『天山の巫女ソニン4 夢の白鷺(しらさぎ)』

著者:菅野雪虫

発売年月日:2014/3/5講談社ノベルス

定価:本体 880円(税別)

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少女ソニンに惹かれる、二人の王子と一人の王女。
三国の平和は彼らの肩に!
天災に襲われた国を救う方法を、見定めるのは誰なのか?
国を背負いし者たちの、未来に向けた決断とは?

三国からなる半島で「楽園」と謳われる〈江南〉が、ソニンの滞在中に未曾有の大嵐に襲われてしまう。〈沙維〉ではイウォル王子が被害状況を調査する任を負い、友と慕うクワン王子のいる江南へ向かうことに。一方、かつて江南と交戦した北の大国〈巨山〉は、無償の救援物資を送り、さらなる支援のために、美しき王女イェラが江南を訪れる。
隣国からの申し出は、救いの手なのか、侵略への布石なのか。
若き王子と王女の駆け引きの行方は?

担当者コメント

はるか彼方を見通す〈夢見〉の力を失ってしまった落ちこぼれの巫女・ソニンと、彼女が仕える口のきけない王子・イウォルの冒険と成長を描いた傑作ファンタジー、最新作がついに刊行です! 本作の読みどころの一つは、これまでにソニンとイウォルがばらばらに出会った江南の王子・クワンと巨山の王女・イェラ、三国の王子と王女が一堂に会するところです。知恵と知恵のぶつかり合いが、とても面白いのです。また、シリーズ最大の困難に直面したときにソニンと、三人の王子と王女が見せる、若さゆえのしなやかな“強さ”に心打たれます。今作も人気漫画家・釣巻和さんに素晴らしいカバー絵と挿絵を描いていただきました。男の子はかっこよく、女の子は凛々しくも美しく、物語を彩ってくれています。ぜひお読みください。

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