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『ツグミはツグミの森』竹本健治|講談社ノベルス

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『ツグミはツグミの森』

著者:竹本健治

発売年月日:2013/5/7講談社ノベルス

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高校生たちの夏合宿──
大型台風が迫る不吉な森で
悲劇の幕があがる!

ミステリ界の鬼才・竹本健治の青春長編!

夏休み――ミラノ高校の天文部一同は、1週間の天体観測合宿を予定していた。かつて2つの少女殺人事件が起きた、美しくも不吉な<ツグミの森>で。そして刻々と超大型台風が接近するなか、部員たちを悲劇が襲う! 「誰か助けて。助けてよ。お願い。神様――」彼らの声は吹き荒ぶ嵐に掻き消されてしまうのだろうか……。

担当者コメント

瑞々しく描かれた青春模様。読み手自身が<森>に踏み込んでしまったかのような錯覚を起こす仄暗さ。竹本さんの文章には心をひきつける魔力や常習性のようなものがあると思います。読めば、どっぷりと世界にはまってしまうこと間違いないのですが、それだけでは終わらないのが竹本ワールド。ミステリファンだけでなく、ミステリを読みなれていないという方にも十分楽しめる作品です。

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