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『エンタメ小説進化論 “今”が読める作品案内』円堂都司昭|講談社ノベルス

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『エンタメ小説進化論 “今”が読める作品案内』

著者:円堂都司昭

発売年月日:2013/1/23単行本

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相関する
物語(エンタメ)と現実(リアル)

社会現象×注目作家×人気作=?
絡めて、論じて、新時代を見据える、ぼくらの最先端エンタメ地図!

<本書のラインナップ>
ツイッター×新城カズマ『15×24』×冲方丁『天地明察』
電子書籍×伊坂幸太郎『マリアビートル』×舞城王太郎『獣の樹』
3D×西尾維新『零崎人識の人間関係』四部作
EXILE×中山七里『贖罪の奏鳴曲』×米澤穂信『折れた竜骨』
AKB48×桜庭一樹『伏』×飴村行『爛れた闇の帝国』
ご当地グルメ×谷川流『涼宮ハルヒの驚愕』×辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』
工場見学×宮内悠介『盤上の夜』×円城塔『道化師の蝶』
東京スカイツリー×道尾秀介『水の柩』×吉田修一『平成猿蟹合戦図』
……全二十一人、二十一作、十一事象+α

担当者コメント

人はなぜ、「物語」を必要とするのでしょうか? 理由は幾つもあるのでしょうが、私は「現実を前に進める」力としてのエンターテインメントにいつも助けられてきました。優れたエンタメ作品には、物語という枠を超えて現実とかかわり、日常を支えてくれる力があると思います。そんな小説それぞれの「力」をロジカルに分析し、現代の流行と結びつけて論じる、新たな評論集が誕生しました! AKB48やツイッターと小説を一緒に論じる「むちゃぶり」とも言うべきテーマを、小説、音楽、建築など多様なジャンルに造詣が深い円堂さんだからこそ、軽やかに鮮やかに論じ上げています。楽しく読める、読んで身につく知的エンタメ評論集です。

『古事記異聞 京の怨霊、元出雲』高田崇史 『またね家族』松居大悟 『修羅の家』我孫子武丸 『#柚莉愛とかくれんぼ』真下みこと 『希望と殺意はレールに乗って アメかぶ探偵の事件簿』山本巧次 高田崇史ONLINE