講談社BOOK倶楽部

『書物審問(ランキジシォン)』赤城毅|講談社ノベルス

講談社ノベルス

『書物審問(ランキジシォン)』

著者:赤城毅

発売年月日:2012/11/6講談社ノベルス

購入する

密閉された「書物城」で稀覯本が“殺されて”いく……
「書物」シリーズ待望の“本格長編”!

世に出れば、国を、政治を、歴史を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段を用いて入手する、書物狩人(ル・シャスール)。
彼と三人の客が稀覯本の宝庫「書物城」に招かれた。
翌朝、城に架かる橋が爆破され、外部と連絡不能に。
そして「指揮者」の本が奪われ、絞首刑の如く吊るされた――。
すべては「城主」の企てなのか?
書物狩人が、城と稀覯本に秘められた謎に挑む!

担当者コメント

赤城毅さんの好評「書物」シリーズの第6作は、「書物城」が舞台です。「城主」に招かれた書物愛好家は、「指揮者」「将軍」「実業家」そして「狩人」と呼ばれる4人。その城が外部との連絡を閉ざされ、書物が吊るされ、“殺されて”いくのですから、まさに“本格の王道”と言えましょう。しかし、そこは海外の近現代史に詳しい作者ですから、新たな企みもあって……。渾身の書き下ろし長編をご堪能ください!

『古事記異聞 京の怨霊、元出雲』高田崇史 『またね家族』松居大悟 『修羅の家』我孫子武丸 『#柚莉愛とかくれんぼ』真下みこと 『希望と殺意はレールに乗って アメかぶ探偵の事件簿』山本巧次 高田崇史ONLINE