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『時の審廷(ときのしんてい)』芦辺 拓|講談社ノベルス

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『時の審廷(ときのしんてい)』

著者:芦辺 拓

発売年月日:2013/9/25単行本

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傑作「時の密室」から12年。
「時シリーズ」が甦った!

前中のハルビン、戦後の日本、そして現代――。
数多くの謎に満ちた事件が起こり、交錯するとき、
日本を震撼させる出来事が明かされる!

盤石の地位を保ってきた政権党から第二党への初めての政権交代なるかが注目された総選挙の投開票日に、大地震発生との報が。同日、弁護士兼探偵の森江春策に「日本分断」と告げる謎の電話があった。

一方、昭和24年。大量殺人事件・大都銀行事件の取材にいそしむ仮名文字新聞記者の和智雄平にも、戦前に赴任したハルビンの知人から「日本分断」という電話が――。

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担当者コメント

「本格ミステリ・ベスト10」第2位、「週刊文春ミステリーベスト10」第8位に選ばれた傑作ミステリ『時の密室』から12年。久々の「時シリーズ」復活です! 『時の誘拐』『時の密室』の舞台は大阪でしたが、本作は主に東京、そして戦前のハルビンで物語が繰り広げられます。過去の事件と現在の出来事が交錯し、多重構造で描かれている点は、これまで2作と同様ですが、「日本分断」「政権交代選挙」など、スケールはより壮大に、謎も深遠になっています。そして、時を超えたロマンスも……。「時シリーズ」の集大成とも言える大傑作ミステリです!

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