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『蔵盗み 古道具屋 皆塵堂』輪渡颯介|講談社ノベルス

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『蔵盗み 古道具屋 皆塵堂』

著者:輪渡颯介

発売年月日:2013/3/27単行本

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妖怪と古道具屋、私も書こうと思ってました。先を越された!
――香月日輪さん、推奨!
曰く品が集まる皆塵堂の新たな手伝いは盗人(ぬすっと)だった!?
大好評の人情怪談騒動記!

小間物問屋橘屋の手代だった益治郎は、濡れ衣を着せられ店を追い出された。3日後の夜、こっそり店の様子を見にいって若旦那に追いかけられた益治郎を、甚左という名うての盗人が助ける。甚左は益治郎に、意趣返しに自分が橘屋から金を盗むから、お宝ありと目をつけた古道具屋を調べるため、働くように頼む。その古道具屋とは、曰く品ばかりが集められた皆塵堂だった……。

担当者コメント

曰く品ばかりが集まる古道具屋の皆塵堂には、家の中からしか入れない蔵があります。その蔵に目をつけた盗人が、益治郎という若者を皆塵堂で働かせると、やはり幽霊や不思議な出来事が次々と……。本作は怖さと可笑しさはもちろんのこと、ミステリとしてもパワーアップ。読者モニターからも「最後につながっていく仕掛けが実に鮮やか」(40代・男性)、「魅力的なキャラクターもさることながら、ミステリとしても大満足」(30代・女性)と大好評です。乞うご期待を!

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