絵を描かせていただけて、ありがたいです。
善でも悪でも、バランスを崩すと人間は何か美しいなあと思いました。
幸せかどうかは別ですし、誰も気づかないような気もしますが。
とても好きな「少女」でした。
碧風羽 (みどり・ふう)1984年生まれ。ライトノベルやゲーム、児童書、技法書を多数手掛け、隔月刊漫画誌『Fellows!』(エンターブレイン)の表紙を毎号担当している。2011年6月に画集『Foo Midori's Book of Pictures 碧風羽画集』(エンターブレイン)を発表、好評を博す。
Last Orchesta http://www.geocities.jp/foomidori/
西尾維新氏のノベルス最新作『少女不十分』が登場です! 西尾維新氏にしか書けない、新たなる作品が生まれました。本書はこれまでのシリーズから独立した、完全な書き下ろしの新作です。気になる内容は、ぜひ読んでお確かめください。忘れがたい一作になることをお約束します! カバーイラストを手掛けたのは、隔月刊漫画誌『Fellows!』の表紙イラストでも人気を集める碧風羽氏。読後、繊細な少女の表情が幾分違って見えるかもしれません……。『月刊アフタヌーン』11月号(9月24日発売)より、講談社ノベルスの大人気作品『零崎双識の人間試験』がコミック化! 九月末には『鬼物語』が刊行! 西尾氏の活躍からますます目が離せません。
西尾維新です。
お久しぶりです。
新刊『少女不十分』が出版される運びとなりましたので、ご挨拶させていただきます。
講談社ノベルス!
書き下ろし!
こうなると自然気持ちも昂ろうというものです。テンション上がります! いやタイトルから察するに、あんまりテンションが上がるタイプの本ではなさそうな気もしますが……まあ今の時代なかなか難しいことですけれど、できる限り前情報なしで読んでいただきたい本ですので、ここでは多くは語りません。まっさらな気持ちで楽しんでいただければ、作者としてとても幸いです。
月末には物語シリーズ最新作『鬼物語』が発表されたり、九月は西尾維新がいろいろ活動的みたいなので、よろしくお願いします。
それでは。
西尾維新(にしお・いしん) 2002年、『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(講談社ノベルス)にて第23回メフィスト賞を受賞し、デビュー。デビュー作に始まる〈戯言シリーズ〉は西尾維新を代表するシリーズとなる。その後も精力的に執筆を続け、〈人間シリーズ〉、〈世界シリーズ〉、12ヵ月連続刊行の『刀語』(講談社BOX)などその作品の幅は広い。また、2009年夏には『化物語』がアニメ化され、爆発的な人気となり、名実ともにゼロ年代を代表する作家となる。その執筆意欲はとどまるところを知らない。若手作家の中で、今後の展開が最も期待される一人である。