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『大江戸釣客伝』上・下夢枕獏|講談社ノベルス

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『大江戸釣客伝』上・下

著者:夢枕獏

発売年月日:2011/7/27単行本

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生類憐みの令で釣り人はどう生きたか。
人間の愚かさ、気高さを釣りの世界を通して描く。


現存する我が国最古の釣り指南書『何羨録』を著した津軽采女を中心に描く、釣りに憑かれた人々の活躍!
元禄の世の釣り勝負の妙、名人の業。絵師朝湖と俳人其角が釣り上げた土左衛門の正体は!?


絵師朝湖は三宅島へ島流しとなり、江戸では支援の秘策が練られる。赤穂浪士の討ち入り、大地震による火災、津波……と世間が騒がしいなか、釣り人たちの運命は!?

担当者コメント

釣りの魔力を、元禄の実在の侍、俳人、絵師たちを通して歴史劇スタイルで描いた、構えの大きな小説です!

7月の新刊

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