正式名称は「浄土真宗本願寺派本願寺築地別院」。 1923年(大正12年)の関東大震災で本堂が崩壊したため、 伊東忠太の設計で古代インド様式の本堂が1931年(昭和6年)に起工される。 「といっても俺は伊東忠太っていえば、インドのお寺みたいな築地本願寺を建てたってのと、ユーラシア大陸を驢馬で単独旅行した変人建築家ってイメージしかないけど?」 ――『胡蝶の鏡』より――